志高く真摯に市政へ 市政リポート30 子育て施策と給食費滞納策を調査 川崎市議会議員 さいとう伸志
川崎市議会定例会閉会後の3月27日、28日に文教委員会委員視察(自民党所属議員)を実施し、岡山市の子育て施策と大阪市の給食費滞納整理業務を調査してきました。
岡山市の子育て応援サイト
岡山市では市民ニーズに応え、わかりやすい言葉や絵図で一元的に情報を確認でき、また市民も情報発信できる「情報たから箱」という事業を実施していて、その中に子育て応援サイト『こそだてぽけっと』があります。
イベント情報や子育てに役立つ制度、施設などをパソコンやスマートフォンで簡単に調べられるように工夫がされています。同サイトの年間アクセス数は100万件以上で、フェイスブックやツイッターなどSNSも活用しており、多くの子育て世代の方々に利用されております。
川崎市にも「かわさき子育てアプリ」がありますが、詳細は市役所ホームページにリンクされているなど、まだまだ工夫の余地があると思います。子育て世代が多く流入してきている本市でも、初めての子育てで心細い保護者の強い味方になるよう、実施に向けた検討をしていくべきです。
学校給食費滞納への対応
大阪市では学校給食費の滞納増加が問題となり、2016年から回収業務の一部を弁護士に委託しています。川崎市でも昨年から中学校給食が始まりましたが、同じような問題が発生した場合に備え、取組状況について調査しました。
担当職員の話で印象的だったのは、「99・4%は給食費を回収できている。しかし、大都市になればなるほど、その1%に満たない未回収率が大きな額になってくる」とのこと。人口150万人を超え、学校に通う子どもがいる若い世代が多い本市においても考えなくてはならない問題です。給食費の滞納が深刻化する前に、弁護士委託の導入など一つの手段と考えます。
今回の調査結果をしっかりと川崎市政に活かせるよう取組んでいきます。
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4月26日