高津区版 掲載号:2018年4月27日号 エリアトップへ

「老化」 街路樹に新計画 市、指定8路線を重点整備

社会

掲載号:2018年4月27日号

  • LINE
  • hatena

 高齢木の増加で倒木や通行障害などが生じている街路樹を整備しようと、川崎市は初の管理計画を打ち出した。根上がりが連続している市内7区の8路線を「更新・撤去候補路線」に指定し、土壌改良や樹木の撤去などを行う。歩行者や道路利用者の安全を確保しながら、並木を管理する方針だ。

 2013年5月に武蔵小杉駅付近で発生したケヤキ街路樹の倒木をきっかけに、市は対策の検討を開始。維持管理計画の策定に至った。

 更新・撤去候補路線では、住民と話し合いながら【1】植栽基盤の改善や土壌改良【2】更新(樹種の変更)【3】撤去――という3段階で対応する。市担当者は「将来的には高齢木の更新を進め、維持管理にかかるコスト削減にもつなげたい」と話す。

 市建設緑政局によると倒木の危険、根上がりによる通行障害、幹のはみ出しによる車両との接触などから樹木の剪定や撤去といった陳情が、昨年度1年間で50件寄せられている。計画に対し、市は「3年後を目途に検証し、住民の声を聞きながら柔軟に対応していきたい」と展望を示す。

 川崎市肢体障害者協会の石山春平会長は「要望を出しても直らない場所もあり、根が張る歩道は車椅子利用者や視力障害の方から不安視する声をよく聞く。街づくりと並行して改善をしてもらいたい」と話している。

 併せて市は、計画で各区にシンボルとなる並木を設定。定期的な剪定で樹形を管理し、高さや種類、間隔などが統一された街路樹を目指す。

 維持管理の財源確保のために、現行の寄付金制度を活用するほか、名古屋市の街路樹保全事業寄付金を参考に仕組み作りを進める考えだ。

 高度成長に伴い大気汚染等による環境悪化が進行し、市は1972年から「緑化大作戦」を実施。1万本に満たなかった街路樹を、約4万1千本にまで増やした。市によると市内に占める街路樹密度は他都市(人口100万人以上)と比較すると3番目に高いという。

高津区版のローカルニュース最新6

夏祭り・盆踊りの日程一覧

橘地区

夏祭り・盆踊りの日程一覧 文化

家族と思い出づくりを

7月12日号

「考える野球」で勝利目指す

高津高校野球部

「考える野球」で勝利目指す スポーツ

あす、神奈川大会初戦へ

7月12日号

下作延第二が優勝

高津区少年野球大会

下作延第二が優勝 スポーツ

強力打線が爆発、市大会へ

7月12日号

新体制がスタート

新体制がスタート 社会

区内RC・LC役員

7月12日号

若者へ届け、選挙啓発

川崎市

若者へ届け、選挙啓発 政治

学生に向けインターンシップ

7月12日号

秋の4連休 今年も

川崎市立校

秋の4連休 今年も 教育

保護者、教員に「有休」促す

7月5日号

外壁塗装の”秘密兵器”

区内企業が新たな取り組み

外壁塗装の”秘密兵器” 社会

事前診断に「ドローン技術」

7月5日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月24日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • まちのこぼれ話

    郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

    まちのこぼれ話

    第2話 その3 加藤 孝市さん

    7月5日号

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年7月12日号

お問い合わせ

外部リンク