高津区版 掲載号:2018年5月18日号 エリアトップへ

川崎河川漁業協同組合の組合長に今春、就任した 竹仲 密昭さん 二子在住 73歳

掲載号:2018年5月18日号

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多摩川を軸に「楽しさ」発掘

 ○…組合に所属して40年以上。高津地区長を務め、鮎やウグイの放流、川の清掃のほか、多摩川鮎の塩焼き販売など漁業の可能性も探ってきた。「釣り人が多摩川を楽しむ風景が最高。そのために川を良くしていきたいという思いは昔から変わることはない」。組合員は市内200人ほど。「せっかくなら楽しく活動して300人くらいに増やしたいね」と意気込む。

 〇…組合に入会したのは二子に引っ越してきた時。「目の前に多摩川があったことが決め手」というほどの釣り好きで、当時の地区長から誘われた。「『多摩川は汚い』というイメージを払しょくしたい」。そんな思いで4年前から多摩川で釣れた鮎の塩焼きを祭りなどで販売している。「これが大好評でね」とニンマリ。組合員が釣った鮎を買い取り、自前の冷凍庫に保存。昨年度は約800匹保存して販売した。「鮎が売れるとなれば組合員の活動の士気も上がる」。鮎の販売にはそんな狙いもある。

 〇…生まれは福井県。近所には耳川が流れ、「釣りをやらない理由がない」という環境で育った。高校生の時に記録的な豪雪を体験。土木作業員として働いていた仲間に声をかけ、近所の雪下ろしを有料で引き受けた。「これが評判で、『うちも』と3件ほどお願いされてね。うれしかったなぁ」。これが商売の原点に。高校卒業後に上京し家電販売店、電気設備資材を扱う会社を経て、25歳で「昭栄電工社」を起業した。

 〇…「70を過ぎたら好きなことをやると決めていた」。会社を息子に引き継ぎ、高津第三地区民生委員・児童委員協議会の会長や川崎西プロバスクラブの幹事など地域活動に励む日々。さらに「最近はドローンをやり始めた」とか。「新しいことに挑戦するのはボケないしいい。反対しない家族のおかげだね」と笑う。

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