高津区版 掲載号:2018年6月8日号
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高津どんなもんじゃ祭(市民活動見本市)の実行委員長を務める 佐野 めぐみさん 梶ヶ谷在住 51歳

岐路は「豊かになる方」へ

 ○…「市民活動の祭りがあるってすごいこと。多くの人に来てもらいたい。そのためにはやる側も楽しくないと」。個々の活動紹介で終わらせず、一緒につくる祭りを目指す。参加する45団体の共通テーマに「一歩進んだ交流」を掲げた。「特別に何かをしなくてもいい。共通テーマを意識して参加するだけで、みんなが同じ方向を向いているじゃないですか」と明るい笑顔が印象的だ。

 〇…実行委員長は昨年に続き2回目。先輩から推薦され引き受けた。「新参者で不安もあったけど、求められたら答えたい」と火が付いた。各団体に企画書を提出してもらい、それをもとにパンフレットデザインを一新。活動内容、対象者、出店場所を一目で分かりやすく仕上げ好評だった。オリジナルのロゴやポロシャツの制作も。「正直、内心はひやひや。でも『ポロシャツにする? Tシャツにする?』そんな話し合いを重ねることで一緒に作る意識が生まれる」

 〇…東京で生まれ、小学生の時に横須賀へ。海や山が近く自然の中で遊ぶ一方、寿司屋を営む祖父の手伝いに行く母について池袋へもよく通った。「夕食を作る時間がないから店で出す料理を食べていた。おかけで舌が贅沢に」と笑う。専門学校卒業後に就職。「やりがいを求め」20代前半で損保会社の事務員に転職した。会議や休日の接待ゴルフ、同僚との「飲ミニケーション」も楽しかった。だが、結婚を機に退職。「どっちが自分にとって豊かかな」。岐路ではその問いを大切にする。

 〇…梶ヶ谷に住んで20年ほど。「ほどよく自然もあり、のんびりしていい」と気に入っている。夫婦で街バルに参加し、新たな店の発掘も。豊かさとは「つながりがあること。歩いていて、こんにちはって言える人が多いと嬉しいじゃないですか」

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