71回目となる2018年度神奈川県民功労者表彰の受賞者が発表され、高津区内から、高津安全運転管理者会の元会長、飯島悠光さん(74)と保護司の沼田房代さん(72)の2人が選ばれた。
この表彰は公共の福祉に貢献し、その業績が特に優れた人を広く顕彰することを目的とした県の最高表彰の一つ。
団体や地域の活動などを通じて社会福祉、保健衛生、産業・経済、生活環境など各分野で長年にわたり活躍した人に贈られる。今年度は39人と2団体が表彰された。
事故防止に尽力
飯島さんは高津安全運転管理者会の会長を15年間務め、この4月に退任した。設立から50年近い歴史を持つ同会。飯島さんは当初から参加し、自動車の安全運転管理体制の充実強化に尽力するなど、区内の交通事故防止に取組んできた。受賞について飯島さんは「会員皆さんの協力のおかげ。これからは恩返しのつもりで地域社会から事故が1件でも減るよう協力したい」と語った。
「立ち直り」支える
沼田さんは保護司になって27年。高津区保護司会では副会長を務める。保護観察対象者の更生援護活動と犯罪予防活動に貢身し、更生保護思想の普及高揚に努めてきたことなどが評価された。
「家庭に恵まれない子も多いから」と食事をつくってあげるなど母親のような存在でこれまで100人以上の更生を見守ってきた。「おせっかいなおばさんね。でも元気にやっている子たちを見ると嬉しくて」とほほ笑む。今後もライフワークとして「和顔愛語」をモットーに保護司を続ける。
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