高津区版 掲載号:2018年8月3日号 エリアトップへ

女子野球日本代表に2大会連続で選ばれた 清水 美佑さん 上作延在住 20歳

掲載号:2018年8月3日号

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一球一球に魂を込めて

 ○…8月22日からアメリカのフロリダ州で開催される「第8回WBSC女子野球ワールドカップ」に投手として出場する。「プロ野球で活躍した三浦大輔さんが憧れ」と話すように、伸びのある直球と縦に鋭く落ちる変化球で相手をねじ伏せる。「最少失点に抑え、6連覇に貢献したい」と意気込む。

 ○…高津区出身。小学2年生の頃、兄の影響で地元の少年野球チーム「上作延ノンキーズ」で野球を始めた。当初は投手と二塁手を兼任していたが、主力選手だった先輩投手に憧れて「エースナンバーがほしい」と監督に志願。投手一本の野球道を歩み出した。中学進学後も東京都の硬式野球チーム「狛江ボーイズ」で男子と同じ練習をこなし、公式戦でも男子に引けをとらない投球を披露。チームの関東大会ベスト8進出に貢献した。

 ○…高校は女子野球の強豪「埼玉栄高校」の門を叩いたが、1年生で臨んだ春の全国大会では打ち込まれた。中学まで男子と同じ条件下でプレーしてきて自信があった分、ショックが大きかったという。だが、「夏頑張ろう」と励ましてくれた上級生や監督に恩返しがしたいと立ち直り、投手に必要な背筋や下半身強化に努めた。体を一回り大きくして挑んだ夏の全国大会では、春に敗れた相手に見事リベンジを果たし、全国制覇という偉業を成し遂げた。

 ○…現在大学2年生。オフの日は「母との買い物や一人で映画鑑賞するのが気分転換になる」と穏やかに話す。学業と両立しながら所属する「アサヒトラスト女子硬式野球部」で大会前の調整に励む。「女子野球はスニーカーで国際大会に出場するチームがあるほど、世界全体で見ても悪環境であるのが現状。人を惹きつけるプレーで女子野球を盛り上げていきたい」と高みを目指す。

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