子母口の橘樹神社で8月20日、市立井田病院の医師が住民向けの出前医療講座を開いた。
同院では地域医療への貢献をめざして昨年度から市内外での出前講座に力を入れている。地元からの要望に合わせて開催するもので、今年度は5回目となる。
当日は主催の子母口北町会を中心に約50人の地域住民が参加。講座のテーマは「ひざの痛み」。同院整形外科の畔柳裕二医師が変形性膝関節症など「どうして年を取ると膝が痛くなるのか」について、写真や動画を用いながら膝の仕組みや痛みの原因、痛みの取り方、治療法などについて分かりやすく解説した。参加者には実際に膝の痛みを抱える人もいて、みな熱心に畔柳医師の話に聞き入っていた。
参加者からは「サプリメントは効果があるのか」「前に手術したが再発した。どうしたらよいか」などの質問が寄せられ、子母口北町会の遠藤勝太郎会長は「住民の関心の高い話で本当に勉強になった。機会があればまた別のテーマでお願いしたい」と話した。
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