子どもだけでまちを作り、運営する仮想都市「こどものまちミニカワサキ」が10月7日、8日に川崎市民プラザで開催され、2日間で300人以上の子どもたちが街を訪れた。
初開催となるミニカワサキには、市役所や銀行、カフェ、洋服販売店、学校などが作られた。市民登録した子どもたちは、各店舗で働いて得た通貨でサービスを楽しむほか、宝くじや本屋など新たに起業する様子も。ジョブセンターは、仕事を求める人で溢れ返った。
7日に行った市長選挙では、公園造りなどを公約に掲げた糸井優貴君(井田小4年)が当選。”糸井市長”は、自身が宝くじで当てた「1000ミニK」を公園造りに投資し、市民から称賛の声を集めていた。糸井君は「店長、アルバイトやお客、みんな必要だと実感した」と話した。
同プログラムは武蔵小杉、溝口を中心とした地域の大人、子どもで構成される実行委員が6月から準備を進めてきた。安藤哲也実行委員長は「楽しそうな表情だった。(ジョブセンターが混乱により)失業手当を発行しても、誰も受け取らなかったことが意外。大人も見習うべきだなと感じた」と笑顔で話した。
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