「税についての作文」で川崎北税務署長賞を受賞した中学生2人が12月17日、川崎北税務署で一日税務署長に就任。作文を朗読し、納税義務の必要性を訴えた。
就任したのは、高津区の洗足学園中学校3年の普川蒼生さんと中原区の玉川中学校3年の高野大輝君。2人は伴忠彦署長から委嘱状を受け取ると、川崎北納税貯蓄組合総連合会の萩原ひとみ会長らと名刺交換を行った。
署長訓示では作文の朗読へ。普川さんは、国民の約8割が税金の使い道に納得しているフィンランドの事例を列挙し、税金を支払う必要性を説いた。高野君は、食の安全管理や施設の維持を支えているのは税金であると説明。国民が快適な生活を送るために納税を前向きに考えるよう訴えた。
署長業務終え、普川さんは「税務署がどういう場所なのか学んだ貴重な経験になった」、高野君は「今回学んだことを家族や友人など周囲にしっかり発信していきたい」と話した。伴署長は「大人顔負けの作文で自分も勉強になった。若いリーダーが2人もいて心強い」と振り返った。
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