連載第一〇八五回「最終の弁」 高津物語
平成八年(一九九六)五月二三日『タウンニュース』高津区版創刊と同時に、連載を開始致した『高津物語』は、本号第一〇八五号をもちまして、終了させて頂く事と致しました。二二年間九カ月の長きに亘り御愛読頂きました事を心から感謝申し上げます。当初は月二回金曜日の発行でございましたが、その後、毎週一回一行一二字、八百四十字で掲載しました。連載当初、私は六十歳の若さでございました。思い返しますと二七歳で受験した公務員試験に合格、昭和三九年七月に「川崎高津郵便局長」を拝命、現在地に開局致しました。私が四十歳になる頃「高津青年会議」ができ「高津区民祭」を始め、「第一回高津区民祭」を創始。郵便局長の片手間に区内のあちこちを探訪しているうちに、クレイジーキャッツの安田伸さんに興味を持った。そんな時、タイミング良く『タウンニュース』高津区版が創刊になり、私は思いがけず高津区版で『高津物語』を書かせて頂く幸運に浴しました。その感激は、二二年間、一回も休まず、書かせて頂いた事に、表れておりまして、やり遂げることができて、本当に良かったと思っております。最も、私のライフ・ワークとなった『高津物語』のお陰で、私は昨年NHKラジオ午前一時の『ラジオ深夜便』に出させて頂き、後に同名雑誌に掲載され、大変に、有難く感謝した次第です。その上、光栄にも「川崎市文化賞」も頂き、感謝致しております。有難うございました。
|
|
GO!GO!!フロンターレ4月19日 |
|
GO!GO!!フロンターレ4月12日 |
|
|
<PR>
4月19日