災害時に役立つ知恵や技術を身につけるイベント「カワサキキャンプin多摩川」が3月2日、多摩川河川敷の多摩川緑地バーベキュー広場で行われ、親子連れなど220人が「防災力」学んだ。
同実行委員会が主催するもので今年2回目。ドローン体験や薪割り、段ボールを使った基地づくりなどが体験でき、各ブースは多くの人で賑わった。
アウトドアグッズを使う防災体験は、参加者が多摩川の水をろ過し、沸騰させて飲み水にすることに挑戦した。マグネシウム棒をナイフで擦り、火花をティッシュや麻紐に点火させる作業では苦戦する様子も。全員が火起こしに成功し、沸かした「多摩川の水」でココアを溶いて飲んだ。
親子で参加した原青葉君(下野毛在住)は「火起こしは難しく、多摩川の水は甘くて美味しかった」と話し、母親の真理子さんは「初めてだったけど、何とか火起こしができた。こうした技術も知っていると知らないでは違う」と話した。
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