自民党 川崎市議会議員 青木のりお 市政報告 令和新時代「動く、進める。」
《令和新時代》
いよいよ本日から令和が始まりました。令和という元号についてどのような印象があるでしょうか。ある新聞によると、80%以上の人がいいと感じているそうです。
この令和という言葉を考案したといわれる国文学者の中西氏によると、約6年かけて考案したそうです。元号はそれくらい時間をかけて熟考されなければならないものなのです。
中西氏は「令」という漢字には「善い」という意味があり「レイ」という音には「麗」があると述べ、「和」には「和をもって貴しとせよ」とした17条の憲法の精神があると説明しています。「和」の精神があって善いから「令和」。戦争のなかった平成の次に来る時代がどういうものかという事を考えながら行き着いた答えが「令和」との事です。中西氏曰く、「令和」という言葉には「和をさらに強調する、つまり令という麗しき和を築く」という大きなスローガンが込められています。高津区においても、子育て、高齢化、市の景気対策など様々な分野で新元号のスローガンを意識して、一層皆様に寄り添っていきたいと思います。
《令和と高津》
高津区はもともと川崎の中心地でした。明治以前は武蔵国橘樹群と呼ばれており、その役所跡である橘樹群衙跡が川崎初の国史跡に指定されたことは記憶に新しいかと思います。
「橘の古婆(こば)の放髪(はなり)が思うなむ 心うつくしいで 我れは行かな」
このように「橘」という地名は万葉集でも詠まれています。新元号の出典となった万葉集にも登場し、約1200年前から脈々と受け継がれる橘の伝統を大切にしながらも、新しい時代を皆様とともに切り開いていきたいと思います。
《令和「動く、進める。」》
京都大学IPS細胞研究所の山中教授は「令和の和は伝統的に使われてきた漢字であり、令は初めて使われる漢字。まさに伝統とチャレンジこれからの日本を指し示す姿のようだ」と述べています。前述の通り「橘」はまさに伝統のまち。新時代「令和」に込められた想いを受け止め、高津区の伝統を守りながら、新しいことにチャレンジしていきたいと思います。
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4月26日