神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年6月21日 エリアトップへ

今春、高津区老人クラブ連合会会長に就任した 森 繁昭さん 下野毛在住 75歳

公開:2019年6月21日

  • X
  • LINE
  • hatena

好奇心をいつまでも

 ○…区内老人クラブ56団体、2600人以上の会員をまとめる大仕事を任された。「会長職は光栄だけど会議などで忙しくなるかな」と笑う。近年は会員数の減少など課題は多い。「通称の『ふれあいクラブ高津』を浸透させ、シニア世代がいつまでも若い気持ちで楽しめる場所を守っていきたい」と抱負を語る。

 ○…5歳から下野毛で暮らし、東高津小、高津中卒。大学卒業後は当時珍しかったというシステムエンジニアの道へ。機械全般のシステム整備などに携わった。幼少期から好奇心旺盛で新しいことにチャレンジしたくなる性格だと語る。20代の頃は高度経済成長期の真っ只中。働き詰めで苦しい思いもしたというが、技術の進歩を間近で学べたことが貴重な財産になったという。「スマートフォンの予見はしていたよ。作れなかったけど…」と無邪気に笑う。

 ○…62歳で下野毛の老人会に入会。父親が晩年お世話になった会に恩返しがしたかったことが決め手だったという。IT関連の会社を経営していたが、会の活動に専念するために68歳で自主廃業。老人会の会長、区老連では副会長と総務部長を兼任した。元システムエンジニアということもあり機械類はお手の物。パソコンで難しい文書の作成はもちろん、50周年を祝賀して作った100ページ相当の記念誌をデータ化。「多角的に後世へ引き継げれば」と話す。

 ○…会員が作った美術品などを展示した「趣味の作品展」では自らも陶芸品を出品。陶芸のほか、カメラ、旅行と多趣味。昨年は社交ダンスサークルを立ち上げるなど活動の幅を広げている。演芸大会やスポーツ大会など既存の催しでも新しいことを盛り込んで変化を与えていきたいと話す。「会が一丸となり何でも好奇心を持って取り組みたい」

高津区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

遠藤 勝太郎さん

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する

遠藤 勝太郎さん

子母口在住 78歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

川崎市出身 26歳

4月12日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

川崎市在住 20歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

3月22日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook