今年、活動本格化
自らも14歳になる息子の子育てに戸惑いながらも、同様の悩みを抱える母親やその子どもをサポートする取り組みを続けている区内・北見方在住の山本さちこ氏=今号「人物風土記」=が代表を務めるかわさき市民活動団体「Ship(シップ)」。今年に入り活動を本格化させている同会が、初となる映画会を8月31日(土)に「川崎市国際交流センター」(中原区)で開催する。
悩み共有の契機に
不登校など、様々な問題を抱える子どもの支援を中心に、その保護者へのケアなどにも尽力している同会。今回上映される「みんなの学校」は、「不登校も特別支援学級もない、同じ教室で一緒に学ぶ、ふつうの公立小学校の、みんなが笑顔になる挑戦」(資料より)がテーマとして描かれており「学校」と「地域社会」との関係性などについても考えさせられる内容。山本代表は「子育ての多様性が叫ばれ久しい昨今、映画を通して子どもを持つ親御さんの悩みを共有したり、一緒に解決策を探るキッカケにしてもらえれば」と話し、参加を呼び掛けている。
当日は午後1時半開場、午後2時上映開始。料金は500円 (保護者同伴の小学生以下無料)。
申込方法、詳細問合せは山本代表【携帯電話】090・8440・0204へ。
相談室なども実施
また「Ship」では子ども達の職業体験を兼ねた「ツキイチレストラン」などを実施。実際のレストランを会場に調理や接客などを子ども達が担当し、自信づくりに役立ててもらうなど成果を残している(次回は今秋予定)。さらに、小学生に入学後、「一斉指示」「団体行動」といった複雑な動きに対応しきれない子どもなどを持つ保護者を対象とした「親と子のハートフル相談室」を開くなど、活動の幅を拡げている。
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