県政報告 平瀬川護岸工事、早急の取組を 日本共産党 神奈川県議会議員 石田和子
9月19日、神奈川県議会の一般質問に初めて立ち、1級河川・平瀬川護岸工事への県の取組を求めました。
平瀬川は一級河川であるものの、河川法により県と市の協議で市が維持を行っています。2016年に老朽化した護岸の補修工事中に亀裂やフェンス下のコンクリートに約10cm前後のズレ、側道に陥没や電柱の傾きなどが生じ、護岸のつくり替えが必要になり、現在、市が単独で上作延第2住宅付近の90m間を緊急工事中です。宗田市議が何度も市議会で質問し、住民説明会が開かれました。
現在、市は、「全長1・1Kmにわたる計画のうち約750mの耐震化などが必要」としています。
住民から「全工事に10年かかると聞いたが、その間に豪雨や大地震がきたら護岸が崩れて大災害になるのでは」、「1級河川なんだから国と県が補助金を出してもっと早く進めてほしい」と切実な要求が寄せられ、私は県土整備局に、国と県のかかわりを聞き、現地の実態を訴えました。
8月、住民に要請され畑野衆議院議員、宗田市議と現地視察し、国土交通省に要請。国は「耐震化など機能を向上する内容であれば補助の可能性がある」と述べました。
平瀬川の管理権限をもつ県は2018年7月に「平瀬川・平瀬川支川河川整備計画」を策定しています。私はこの整備計画に、川崎市が改築・更新を行なっている区間の対策を早急に盛り込んでほしいと質問。県土整備局長は「市から同じ内容の要望を受けているので工事内容をよく聞いてまずは国とも相談しながら検討する」と答えました。
私は災害が起きる前に予算確保を含め早急に取組むことを要望しました。
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4月19日