西高津中学校に通う生徒の保護者などで構成されているPTAバレー部が11月9日に行われた市大会で5位に入賞した。同チームの好成績は平成の間には正式な記録がなく「30年ぶり以上なのは確か」(関係者)。四半世紀以上の時を経た、久方ぶりの快挙にメンバーは一様に盛り上がりを見せている。
健闘「中学生ママ」
11月9日に等々力アリーナで行われたこの大会の正式名称は「第47回市P協ママさんバレーボール大会」。市内各区で開かれた予選大会を準優勝で勝ち抜いた西高津中PTAバレー部は、ベスト8(5位)に進出。元々、ママさんバレーの勢力図は「小学校のPTAチームに分がある」ともいわれており、前出の高津区予選で優勝したのも東高津小PTAのバレー部。その東高津小のチームは市大会初戦で強豪と当たり姿を消す波乱もあり、結果的に西高津中のチームが区内では最高位を収める結果に。主力選手の一人、青柳恵美さんは「小学校の若いママさんが多い中で、中学生のママさんとして健闘できたことは本当に喜ばしいです」と、誇らしげに感想を話してくれた。
卒業生、大活躍
西高津中OGの藤江浩実さんが監督を務め、青柳恵美さんのほか冨田利恵さんは同中の女子バレー部出身というゆかりのあるメンバーで勝ち取った好成績。とりわけ今回は学校側の取り計らいによりユニフォームを新調して挑んだ大会だっただけに、感慨も一入といった様子。市の大会に同チームが出場した記録は平成以降には残っておらず、入賞歴もないため実質30年以上のブランクを経ての好成績に、関係者は皆、一様に感激の笑顔を見せていた。
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