建築文化と技術の向上などを目的に県内の優れた建築物を表彰する神奈川県建築コンクールの表彰式が11月15日、県民ホールで行われ、久末の建築会社(株)菊池組(菊池幸治代表)が施工した「本覚寺の森 観音霊園・観音堂」が、一般建築部門で優秀賞を受賞した。
県と12市が主催する同コンクールは今年で63回目。学識経験者らで構成される審査委員会が建築物の企画力、設計力、施工力などを総合的に審査する。今年は住宅部門36
件、一般建築部門40件の応募があった。
同社が施工したのは、横浜市にある本覚寺の観音霊園と観音堂。幾何学模様の梁や傾斜を生かした大屋根など、同社は意匠を凝らしたデザインを再現する高い技術力が求められた。「メインともいえる大屋根の梁の組み上げには注意をした」と同社。審査員から「高低差の大きい敷地条件を生かした傾斜大屋根の造形と構造」などが評価された。
同社の菊池代表は「受賞は大変嬉しく思います。今後も無事故、無災害を徹底し、誠実に仕事に取り組んでいきたい」と語った。
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