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有限会社堺堂大貫悦信さんに聞く 補聴器を体の一部にする調整法
補聴器を販売する前に約2カ月間、調整を繰り返し、納得するまで日常生活で試してもらうのが堺堂。その型破りな販売手法は、かながわ産業Naⅴi大賞で優秀賞に選ばれ、評価されている。
―そもそも1回で聴力に合わせる方がいいのでは
補聴器は時間をかけて少しづつ調整し、ゆっくり”体の一部”にしていかないと、せっかく購入しても使わなくなる人が多いのです。堺堂の購入前の調整回数は、1人平均9・6回。この数は業界で最多かと思いますが、堺堂では必要な回数だと考えています。
―多くの調整、お客さんは通い続けられますか
調整は週1回、お客様がご来店、または、こちらがお宅に出張します。確かに、調整日の予約をとったり、時間を作るのは少し手間ですね…。そこで堺堂は、申込時に2カ月分、調整の予約を一度に取ってもらいます。車の教習所のイメージでしょうか。お客様は「初めは気になっていた雑音が気にならなくなってきた」と、ご自身の変化が次第に楽しみになってくるようです。
―調整時はどのような雰囲気に
1週間、補聴器を装着してどうでしたか、そんな質問から始まります。私たちが目指す調整は、その方の「補聴器を装着し続けられる”現時点”での最適な音量」。雨戸を閉める音、新聞をめくる音の煩わしさ、会話の聞こえ方など「聞こえの不都合を、どう伝えればいいのか」と皆さん悩むのです。なので、リラックスできる空間を心掛け、会話から最適な音量を探ります。
―今年はどんな一年に
補聴器は、幸福を補うための補幸器です。耳のきこえに生涯取り組む。その気持ちで、お客様の目線に立ち、今年も一年頑張ります。
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3月29日