正月ムードに包まれた高津区内では1月2日に子母口囃子保存会(遠藤勝太郎会長)のメンバーが昔ながらの情景を再現。獅子やひょっとこ等の舞を披露しながら子母口にある4つの町会を練り歩き、近隣住民の幸せや安心して暮らせるようにといった願いを込めた「邪気払い」を行った。
商売繁盛にも一役
昨年の正月にも試験的ながらお披露目されたこのお囃子。今年は橘樹神社の囃子連のメンバーが奏でる笛や太鼓に合わせ獅子舞もより一層、大張り切りといった様子。「獅子舞に頭を噛まれると魔除けになり、一年をより良く過ごすことができる」と言われている事から、子ども達も興味津々といった表情で近寄り、自ら頭を差し出す場面も。さらに商店の店先では商売繁盛を願い舞を披露し賑やかに新年を彩っていた。
お囃子の”復活”に尽力した遠藤会長は「日本の昔からの文化が減少する中、正月の風物詩である獅子舞などを通して昔を思い出してもらえたのでは」と感慨深げ。「子ども達にもよい思い出としてもらうため、これからも続けていければ」と抱負を語っていた。
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