ダンスで地域を盛り上げようと、高津区は初の参加型イベント「ダンス!ダンス!たかつ2020」を1月19日(日)、高津市民館で開催する。ジャンルを問わず21団体が出演。「ブレイクダンスの聖地」と呼ばれる溝口を拠点に世界で活動するチームもエントリーする。ダンスを通じ、街の愛着を高める狙いだ。
溝口は、世界で活躍するブレイクダンサーを輩出していることから、「ブレイクダンスの聖地」と呼ばれている。また、世界最高峰のブレイクダンス・トーナメントの国内予選が市内で開かれるなど、近年盛り上りを見せている。
区担当者は「ダンサーたちが溝口を目指してくると聞く。地域の資源として、ダンスを通じて地域に愛着を持つきっかけになれば」と企画の狙いを話す。
今回ゲスト出演する「BDM」も溝口を拠点に国内外で活躍するチームのひとつ。メンバーのひとり、Y│HI(ワイハイ)こと高橋凌さん(20)は「溝口で踊れることは、ダンサーにとって誇り。(ブレイクダンスは)少し近寄り難いと思われがちだけど、ダンスに馴染みのないも人も楽しめる、かっこいいと思ってもらえる技を披露したい」と意気込みを語る。
今回出演するのは、一般公募18団体、ゲスト出演3団体の計21団体。ストリート、ジャズ、チア、ベリーダンスなどさまざまなジャンルの団体が演技を披露する。
ゲスト出演はBDMのほか、洗足学園音楽大学ダンスコースの選抜学生4人で構成される「SDC★シャレオツステッパー」、区内を拠点に「障がいの有無に関わらず、楽しくダンスすること」を目的に活動する「ダンスラボラトリー」。
高梨憲爾区長は「年齢や国籍、障害の有無を問わず、同じ空間で楽しめるものがダンス。ダンスをきっかけに、街の賑わいづくりにぜひ参加してもらいたい」と話す。
午後3時30分開演(3時開場)。7時終演予定。会場は高津市民館大ホール(溝口1の4の1ノクティプラザ2・12階)。入場無料。
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