「溝ノ口劇場」2代目支配人に就任した“MAX(マックス)”こと 菅野 真楠さん 千年在住 31歳
「僕がいるから、ここで」目指す
○…生まれも育ちも、ほぼ高津区。旺盛な好奇心と明るい人柄で「いつも人の輪の中心にいる感じでしたね」と幼少期からを回顧する。坂戸小、西高津中を経て高校生に至るまでに幾度となく応援団長を務めるなど、体育会系の一面も。
○…一時はヴォーカリストとして頭角を顕しつつあったがプロの道は断念。ノクティ内のフードコート店員、IT関連企業と職を渡り歩き、音楽イベントなどを手掛ける知人の要請でアルバイトスタッフに。元々「いずれはエンターテイメントに関わる仕事に」と思い描いていた。それゆえ本格的にイベントに関わる様になるまで時間は掛からず「主宰企画を」となった際、会場候補となったのが「溝ノ口劇場」だったのだという。
○…会場利用について説明を聞くため、劇場オーナーと初代支配人を兼任していた重岡俊行氏と対面したのが約1年前。瞬く間に見初められ、主宰イベントの話もそこそこに、溝ノ口劇場のアルバイトスタッフに誘われ、正スタッフから今秋の支配人就任へと、まさにトントン拍子といった様子。劇場利用を希望するアーティストとの料金交渉から開催内容のアイデア出しまで、仕事は多岐にわたり「パンクしちゃうかと思うほど忙しいですね」と話すが表情には充実感が滲む。
○…名刺には大きく「MAX」の文字が。「これ、本名なんですよ。真楠(まくす)なので」とニッコリ。少しでも早く名前を覚えてもらおうとするそんなサービス精神が早くも人を惹きつけ、熱意のあるイベント提案でプロ俳優の一人芝居の開催を取り付けるなど早くも手腕を発揮している。「僕がいるから、ここ(溝ノ口劇場)でやりたいと思わせるようになりたいですね」と抱負を語ってくれた。
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