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川崎市医師会 船内で乗員ら問診 先月、ダイヤモンド・プリンセスへ

社会

掲載号:2020年3月27日号

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船室を回って問診にあたる岡野会長(右)とJMATのメンバー=先月14日、本人提供
船室を回って問診にあたる岡野会長(右)とJMATのメンバー=先月14日、本人提供

 新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で先月活動した、日本医師会災害医療チーム「JMAT」。川崎からは川崎市医師会(岡野敏明会長=人物風土記で紹介)の医師11人と市内の看護師3人、船外支援を行う同会事務員3人が参加した。

 チームへの参加について、岡野会長は「船から『薬がほしい』と訴える人たちの姿を(報道で)見た。何か手伝えることはないかと考え、行動に移した」と振り返る。県医師会や川崎市医師会、横浜市医師会で結成されたJMATの主な活動目的は、乗員と乗客の体調チェック。2月14日午後に開始し16日、17日、19日の4日間にわたり3千人以上を問診した。

 船内には当時2500人を超える乗客と乗員約1000人が滞在。医務室が開放されていた乗客に対し、乗員は室内待機が通告されていた。乗員室は2人部屋で大半が外国人。そこで、JMATは医師と記録係の看護師、案内や通訳を担う乗員を1グループとして、初日は7組が巡回。半日で乗員約100人を問診し、感染検査が必要な患者がいるかを確認した。

 2日目からは乗客も問診。下船が始まり活動を打ち切った19日までにJMATとして全乗員、乗客に声をかけることができた。日本感染症学会の指導のもと正しい着脱方法でガウンやマスク、手袋など防護具を使用。医師1人が問診するのは原則半日で、希望者は感染検査を受けるなど対策を徹底した。14日に乗船した岡野会長は「半日間、緊張感を保って活動した。新型コロナは要注意だが、正しい知識で対応すべき」と語った。

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