志高く真摯に市政へ 市政リポート㊾ 新型コロナウイルスの影響による中小企業向け対策資金の拡充へ 川崎市議会議員 さいとう伸志
依然として、終息の兆しが見えない新型コロナウイルスの猛威による日本経済への打撃は、当然、本市の中小企業においても深刻な影響が出始めております。実際、私の耳にも「直接の感染によってではなく、長引くウイルスの影響によって混乱、パニックが生じ、会社がダメになってしまう。」との心配の声が届いております。また、市の担当者からも「リーマンショックの不景気を超えるほどの景気悪化を招いてしまうのではないか」との懸念の声も出ております。
そこで、川崎市は、新型コロナウイルス感染症により影響を受けた中小企業者等の方に、1月30日から融資や経営に関する「経営相談窓口」を設置しております。3月に入ってからは多くの経営者の方などから相談が寄せられているとのことです。まだ、相談せず不安を抱えている方々はぜひ、下記の連絡先までお問合せ下さい。
また、新型コロナウイルス感染症の影響による中小企業向けの融資制度も3月から始まり、危機関連保証(売上高前年同期比15%以上減少)並びにセーフティーネット保証4号(売上高前年同期比20%以上減少)が利用できます。融資限度額を8000万円から2億8000万円に設定し、低金利で融資期間により0・9%から1・7%の固定金利や信用保証料率を最大全額、市が補助し信用保証料の本人負担をゼロとすることになっております。
その他にも日本政策金融公庫が実施している「新型コロナウイルス感染症特別貸付」と「特別利子補給制度」の併用による実質的な無利子化融資も始まっておりますので、それぞれしっかりと活用いただき、この厳しい状況を1社でも多く乗り越えていただくことを願います。
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4月19日