志高く真摯に市政へ 市政リポート㊿ 「新型コロナ対策費補正予算」が可決 川崎市議会議員 さいとう伸志
新型コロナウイルス対策として5月13日から15日までの3日間、川崎市議会第3回臨時会が開会され、過去最大規模の1781億円を追加した一般会計補正予算を賛成多数で可決しました。
川崎じもと応援券について
じもと応援券は地域の商店、飲食店、サービス事業者の消費を喚起する目的で30億円が計上されました。87万冊を発行予定。1冊1万円で30%増額の1万3千円となり、使用期限は発行から半年間、市在住者のみならず在勤の方でも5冊まで購入が可能。手上げ方式で登録済の市内事業所で使用できるとのこと、今回、同じく可決された国が全国民を対象に10万円を支給する特別定額給付金の申請書類の中に、じもと応援券購入促進の書類が同封されるとのことでありました。しかし券の発行時期については7月以降とも言われており、私自身、地元の商店会役員の方からも「今はまだその段階ではない!まともに家賃等も払えない状況の店がたくさんあるのに、県の協力金と合わせて早急に現金支給を考えてほしい」との声をいただきました。このような多くの声を受けて、私たち市議会の多数の議員は今回の補正予算案に「市の独自施策として協力金等の支援策を速やかに講ずること」等を附帯決議として付け可決に至りました。
小規模事業者に1律10万円支給
当初、市は融資等で現状を乗り切ってほしいとの方針で現金支給は考えていない見解を示しておりましたが、再三に亘り議論し、地元事業者の方々の声を届けた結果、市が方針を変え、小規模事業者、市内約2万店舗を対象に一律10万円を支給する考えを示しました。総額20億円の財源は市の減債基金からの新規借入。6月の市議会定例会において先行議決(6月上旬)を行う予定になっております。
他にも今回の補正予算では市内医療機関の病床拡充等を行う為の補助金、子育て世帯臨時特別給付金、コロナ詐欺防止の為の防犯対策事業費、生活困窮者自立支援事業費、中小企業融資事業費等が盛り込まれました。
感染が減少傾向にある今が大事であります。その間、協力いただき厳しい環境下にある方々にこれからもしっかりと耳を傾け対策を講じるよう努めてまいります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
3月15日