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街の税理士が解説 コロナ支援策 その3「融資」
Q・コロナ対策としての融資について教えてください。
借金をすることで得られるのは時間です。会社が潰れるのは、ひとことでいえば「手元にお金がなくなったとき」です。
融資を受けて、手元にお金を確保し、改善を進めて資金繰りを円滑にする。なにかのはずみで手元のお金が不足して倒産することがないように、とりあえず借りておく。
今回のような経済停滞時には、普段はあまり借金をしない社長さんでも、融資を活用しています。また「なるべく大きく、長く借りる」ことを意識することで、長期に渡って経営改善に取り組んでいます。
Q・具体的にはどんな制度がありますか?
日本政策金融公庫による無担保無利息の制度融資が始まっています。また民間金融機関も、川崎市との協力による実質的な無利息融資を実施しています。その他、低金利や長期間の制度融資も多く、既存融資の借り換えも含めて、うまく活用すれば当座の資金繰りがかなり楽になります。
申し込みをしてから実際に融資を受けられるまでには、どこに申し込んでも相当な時間を要する状況です。少しでも資金繰りを改善したいのであれば、まず金融機関に交渉をしましょう。
稼いだ時間で、仕入先、人件費、そして借金の返済まで含めて、具体的な交渉を進めましょう。そして、借入なので返済が必要です。本当に返せるのか、きちんと考えることが大切です。
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4月19日