高津区役所等を会場に毎月(4、10月を除く)第4火曜日の正午から、プロの演奏家による親しみやすいクラシック曲などを楽しめる「花コンサート」が再開される。
これは新型コロナウイルスの影響を考慮し5月26日と6月23日の2回開催分が取り止めになっていたもの(本紙5月22日号・WEB限定記事既報)。区民の安らぎのひとときと高津区に暮らすことの喜びを提供するとともに、出会いと交流の促進、地域文化の向上・活性化の役割を担いコロナ禍以前は毎回、多くの区民が足を運ぶなど人気の高かった催しだけに、再開を喜ぶ声もあちこちから聞かれている。
区民に広く浸透
高津区総合庁舎のオープン1周年を記念して1994年にスタートし、2007年には開催100回を記念したコンサートが行われるなど、区民に広く親しまれているこの催し。だが今年に入りコロナ禍の影響を考慮し5月と6月の開催が中止となっていた。
当面「収録スタイル」で
再開に際しては、当面「コンサートの様子を収録してネット配信等により開催」というスタイルを採用する。7月12日(日)に予定されている初回配信分の収録を前に、6月下旬には会場のセッティングなどが行われ、カメラの調整作業などを実施。収録は6月分もあわせて行われ、7月下旬頃に区役所ロビー等で放映されるという。
8月からは「抽選50人」
さらに8月からは区役所でのコンサートを生で聴けるようにと準備が進められている。花コンサート運営委員会事務局となる地域振興課まちづくり推進係(【電話】044・861・3133)では「参加定員は50名で、ホームページで事前申込の上、抽選となります」と説明。また9月も同様の開催となる予定だが「具体的なスケジュールは未定」としている。
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