市政広告 「防災無線聞こえない」 迅速な対応を 日本共産党 川崎市議会議員 小堀しょうこ
昨年10月の令和元年東日本台風で高津区は大きな被害を受けました。宮内、諏訪、二子、宇奈根の各排水樋管周辺地域と、平瀬川の多摩川合流部周辺地域での浸水などです。「避難所は人で溢れていた」「今年はコロナ対策も必要なのにどうなるのか」という声もあちこちで聞かれます。
平瀬川の多摩川合流部周辺地域では、浸水への短期対策が始まりました。フラップゲートの設置、大型土のう等の設置、パラペット護岸の改良、水位計、カメラの新設・更新などです。
各排水樋管でも、排水樋管ゲートの開閉や排水ポンプ車の設置場所、設置する際の手順など、現地での公開訓練や説明会が行われました。
しかし、多摩川の流水量を増やすため、浚渫と河道掘削が行われたのは、多摩川と平瀬川の合流部の一部のみ。多摩川の浚渫を国と川崎市に求めてきましたが対応が遅く、今年の台風シーズンを無事に過ごせるよう、本気で取り組む気があるのかと憤りを覚えます。今後も国と市に多摩川の浚渫を求めていきます。
私は6月議会で防災無線が聞こえない地域への対策を求めました。昨年の台風で浸水した地域の方から「防災無線が聞こえない」「避難する事を市はどうやって伝えてくれるのか」と相談が寄せられました。市は「防災無線が聞こえない地域がある事は把握している。メールやTwitter、防災テレフォンやテレビのデータ放送等情報発信の多様化を図っている」との答弁でした。防災無線の聞こえない地域では希望者に戸別受信機の設置を求めました。
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4月19日