本紙連載「市民健康の森だより」の文章・構成を担当している 甲賀 哲朗さん 坂戸在住 72歳
「高齢者の模範」目指して
○…区内・千年にある「高津区市民健康の森」の維持管理にあたるボランティア団体「健康の森を育てる会」。今年発足20年を迎える同会のPR役を担う事務局長は「宮寺貞文会長が作業実務から広報、事務局業務まで幅広く一人で担っていることを見かねて…ね」と就任の経緯を明かす。
○…行政と地域の橋渡し役としてのみならず「炭焼き体験」「ホタル放流」等の好企画を次々手掛ける同会。自身の入会は一昨年10月とメンバーの中では新参。「入会して刺激を受けているのはお元気なシニアが活躍されていることですね」と話し、とりわけ85歳になる佐久間昭司副会長が、自ら重たい機材を操作し毎週のように草刈りに励んでいる姿に感銘を受けたのだとか。「高齢者の模範として目標としたいですね」とも。
○…宮寺会長曰く「うちの広報(事務局長)は仕事が早くってね」と、全幅の信頼を寄せる。活動の様子を多くの人に知ってもらいたいという会の意を汲み本紙が企画した「市民健康の森だより」の文章構成を担当し、短期間で完成させる手腕の高さは特筆もの。回を追うごとに文章には円熟味が加わり、今号掲載分の内容も牧歌的な読後感が何気に心地良い。
○…現役当時は精密機械会社に43年間勤務。国内外7カ所の事業所や子会社勤務を経験し転居は10数回にも及んだ。愛着を持てる地元への渇望が現在の活動のエネルギー源に繋がっている様子。趣味のゴルフは米国駐在時代に始め、約40年以上のキャリア。4回ものホールインワンを達成し、そのうちの2回は70歳を超えてからの出来事なのだとか。「このまま健康を保ち、ゴルフ仲間との交流を楽しみながら80歳頃にエイジシュートを狙えれば最高ですね」と笑顔をみせてくれた。
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4月19日