志高く真摯に市政へ 市政リポート 54 決算審査特別委員会の総括質疑に立つ 川崎市議会議員 さいとう伸志
10月5日の決算審査特別委員会の中で私は副団長として我が会派の総括質疑に立ちました。その主な内容を抜粋します。
財政運営について
Q…コロナ禍を原因とした景気後退による減収等により、現段階での収支不足は307億円。改めて財政規律を遵守しつつ社会リスクに対応する新たな日常を見据えた中で、市民生活を守るという市長の決意について伺う。また次年度以降、本市が「交付団体」とならない可能性があるか?
A…(市長)感染症対策や市民・事業者支援など現在、直面している課題に的確に対応し「新たな日常」の到来を見据えつつ持続可能な行財政基盤構築を図る。将来も川崎が発展し続けられるよう適切な財源対策や徹底した既存事業の見直し、施策・事業の重点化などあらゆる手段を講じる。
A…(財政局長)市税の大幅な減収が想定されており、交付団体になる可能性は十分にあるものと考えている。
「総合防災情報システム」整備費について
Q…総合防災情報システムの再構築にあたり、備蓄物資・支援物資の適正な管理が可能となるシステムの構築及び運用方法は取組みとして、どう反映されるのか、各拠点の物資在庫状況も把握できるのか併せて伺う。
各避難所の備蓄物資のチェック項目が異なっていることから生じる弊害及び非効率性により受援計画に大きな影響を及ぼしかねず、包括外部監査からも本機能について災害時に活用するよう意見がついているが、本課題についての見解を伺う。
A…(危機管理監)新システムでは利用形態をクラウド型としており、これにより、避難所や各拠点において、モバイル端末を使用した備蓄物資の入出庫の入力操作を行うことができ、作業の効率化と迅速な物資在庫状況の把握を可能とするとともに、備蓄物資の管理項目等を精査するなど円滑な運用に向け調整する。
内閣府の「物資調達・輸送調整等支援システム」など外部機関との連携についても情報伝達訓練に参加するなど今後の動向を注視すると共に、災害時に適切な連携となるよう取組んでいく。
◇ ◇ ◇
今後は厳しい財政状況の中で取組、事業の実施が見込まれます。よく見極め議論し、重要なものの予算確保に努めます。
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3月15日