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実は身近な町内会・自治会活動3 もっと住みやすいまちへ「地域猫活動」の取組 新作第五自治会

掲載号:2020年11月20日号

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【1】掲示板に貼られた里親募集ポスターのチラシと内田会長【2】地域猫活動の対象として登録済みの子猫【3】不妊去勢手術後の猫の耳は目印としてカットされる
【1】掲示板に貼られた里親募集ポスターのチラシと内田会長【2】地域猫活動の対象として登録済みの子猫【3】不妊去勢手術後の猫の耳は目印としてカットされる

 住みやすい街を目指し、生活環境を維持するのも町内会や自治会の大事な活動の一つ。新作第五自治会(内田義一会長)では防犯パトロールや草刈り、ごみ集積所の管理などを定期的に行う。昨年末からは、新たに「地域猫活動」の支援を始めた。地域猫活動とは、野良猫による糞や鳴き声などの問題を解決するため、不妊去勢手術やルールに沿った餌やりなど、野良猫を管理していく活動のこと。内田会長は「野良猫を今以上に増やさない取り組み。地道な活動を知ってもらいたい」と話す。

「地域環境を改善したい」

 数年前から野良猫が多く住み着き、同自治会には住民から糞や尿、鳴き声などの被害に悩む声が多く寄せられていたという。そんな中、町内に住む有志3人が自主的に活動を始めた。そのうちの1人の女性は「平均10年以上は生きる飼い猫に対して、約3年の寿命と言われている野良猫を少しでも減らしたかった」と胸の内を明かす。自治会も活動に賛同し、支援することを決めた。地域からは寄付金も集まった。

 地域猫活動の軸となるのは、不妊去勢手術をすること。しかし、大きな壁となるのが野良猫の警戒心。「野良猫がなつくのには時間がかかる。不妊去勢手術の前に捕獲をしなければいけないので餌で罠をかけるけど、簡単にはかからない」と女性も苦戦している。善意で餌を与える人もいるというが、満腹になってしまうと猫はますます罠にかからなくなるため、女性らは協力を求めている。

 じっくりと時間をかけ活動した結果、市の制度を利用して手術した野良猫は14匹になった。不妊去勢手術後は地域に戻すが、餌やりは継続する。だが、それを良く思わない人も少なくない。「餌やりは食べ終わるまで見守り、片付けはもちろん、周辺の清掃もできるだけしている。餌をあげないと、ゴミを漁る可能性もあるし、餌を探して放浪して交通事故に遭う恐れもある。どうか理解してほしい」と訴える。

猫減少 一定の効果も

 子猫の里親募集を掲示板で知らせるなどして、野良猫を増やさない活動を支援する同自治会。約1年にわたる活動により、最近では一定の効果が出てきているという。内田会長は「野良猫が来なくなったという話も聞くようになった。この活動に関してはさまざまな考え方があると思うが、環境美化のためには必要なこと。ほかの地域にも広がり、高津区全体で取り組んでいければ」と話した。

 このコーナーは、日常生活の中で”実は身近な”町内会・自治会活動を紹介しています。加入などの問い合わせは事務局(高津区地域振興課)【電話】044・861・3144

高津区役所地域振興課

TEL:044-861-3144

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