シェアオフィス「nokutica(ノクチカ)」(下作延1の1の7)が昨年12月で3周年を迎えた。3周年事業として、地域交流なども視野に入れた屋外スペースを整備しており、工事費の一部をクラウドファンディング(CF)で募っている。
同所は地元の不動産会社「エヌアセット」と不動産オーナーらが共同で運営。診療所兼住宅として使われていた築90年の洋館を改修し、2017年に誕生した。溝の口から新たな文化を発信しようと、シェアオフィスやレンタルスペース、コワーキングスペースを設ける。
屋外スペースは今まで整備されていなかったが、定期的に行われる利用者らによる会議で「ノクチカポケットパーク」として整備することが決まった。レンタル・コワーキングスペースとして利用してもらうほか、予約のない時間は館内にある「二坪喫茶アベコーヒー」のドリンクや軽食を楽しむ休憩スペースとしても地域に開放する予定だという。管理人の松田志暢(しのぶ)さんは「家にいる時間が増える中、少しでもほっと一息つけるような場所になれば」と話す。
整備中の屋外スペースは3月中旬から利用開始予定。北海道の道南杉を使っているのも特徴で、設計やデザインは利用者らが手掛けた。今回のCFでは総工事費約300万円のうち80万円の支援を求めており、3千円から参加できる。出資のお礼のリターンとして庭の貸切券などが用意されている。松田さんは「いろんな人に関わってもらいたい」と期待を込める。
募集期間は1月末まで。80万円以上が集まった場合のみ決済される。詳細はノクチカHPへ。
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