市政報告 誰もが安心して暮らせる川崎へ! 川崎市議会議員(公明党) 春たかあき
12月議会にて、一般質問を行いましたのでご報告いたします。
認知症サポーター支援
国では認知症の人と家族への応援者である「認知症サポーター」を養成する「認知症サポーターキャラバン」という活動を展開し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
本市では養成者数が令和元年度約6万8千人を超えていますが、コロナ禍で養成講座などが減少しています。認知症に関する正しい知識と理解を広げるためオンラインによる開催も必要です。
市は「システム等の設備が整備されている企業や学校での講座を実施した実績があるが、現状ではオンライン環境が整っていない状況が多いものと認識している。実施主体となるキャラバン・メイト等の意見を聴取しながら、既存設備を活用した手法などを検討していく」と答弁しました。
国では、認知症サポーターと地域で暮らす認知症の人や家族の困りごとの支援ニーズを結びつけるチームオレンジの取組みが開始されており、その整備を求めました。
市は「第8期かわさきいきいき長寿プラン策定において、これまで取り組んできた見守りのネットワークや認知症カフェなどの既存の互助の取組みを活用して進めていく」と答弁しました。
認知症の早期発見
認知症予防の取組みとして、MCI (軽度認知症障害)スクリーニング検査のモデル事業を行っていますが、より多くの人に参加していただく工夫が必要であり、今後、他都市でも行われている簡易検査を、検診として取組むことが重要です。
市は「気軽に検査が受けられるよう、講演会や運動をセットにしたイベント検査として老人福祉センター等の身近な場所で、モデル事業を実施している。今後、モデル事業の検証の中で多くの方が参加可能な場所や時間などについても検証していく。また、認知症の簡易検査について、検査後のフォローが大変に重要となるので、簡易検査実施後の医療と介護連携した取組みなど他都市の状況等、情報収集に努めていく」と答弁しました。
また、精神障害者支援として「地域移行への個別支援」「ピアサポート活動」等について支援の充実を求めました。
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4月19日