市立橘中学校(相沢宏明校長)で3月15日、2年生を対象に薬物乱用防止教室が開かれた。講師は薬物指導員協議会高津支部の支部長で保護司の藤原忠興さん(北見方町会長)が務めた。
当日はまず、薬物が身体に与える影響などを説明する資料が配布され、ビデオを鑑賞。その後は藤原さんから覚せい剤や大麻などの危険性が解説された。大麻が中学生の間に広がりを見せていることにも言及し、実際に中学生が補導されているなどの例を挙げた。藤原さんは「薬物は自分の身体を傷つける。『痩せるよ』『成績がよくなるよ』など甘い言葉でだまされて使ってしまうケースもあるが、薬物乱用は『ダメ、ゼッタイ』」と強調した。代表の男子生徒は「薬物はやめようと思ってもやめられないことが分かった。自分の生き方を考える良い機会になった」と話した。
相沢校長は「薬物の危険性が理解できるわかりやすい話だった。きょうのことを今後の生活の中でも役立ててほしい」と語った。
今回の教室は学区内の千年と千年新町の子ども会育成会長が、他校で同様に講師を務めていた藤原さんを同校に紹介したことで実現した。藤原さんは高津区子ども会連合会でも活動している。
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