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「環境づくり」の活動が高評価を受けた明津町内会の会長を務める 藤久保 正徳さん 明津在住 72歳

掲載号:2021年4月2日号

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模索する「新たな地域活動」

 ○…自身リーダーを務める明津町内会には「せせらぎ遊歩道ボランティア部」という組織があり、近隣を流れる水路の枯草除去などを精力的に実施。震災や大規模火災などの際、重責を担うスポットの環境づくりに大きく貢献した事が高く評価され、先月高津消防署から表彰を受けたことは本紙既報の通り。表彰セレモニーの様子を掲載した紙面を見ながら「メンバーにとっても、本当に良い励みになったと思いますよ」とニッコリ。

 ○…子ども会の野球チームの監督を引き受けた事に端を発する地域活動の歴史は約半世紀。元々は九州男児でお祭り好きな性分も手伝い、地元を盛り上げる様々な取組みに常に前向きな姿勢で臨んできたという。当時、野球チームで指導していた子ども達も今では40代半ばに差し掛かり、ついこの前まで現役でプレーしていたソフトボールの試合で顔を合わせる事もしばしば。「昔の話で盛り上がる事もありますね」と、刻んできた年輪を感じさせてくれた。

 ○…明津エリアは町内会活動に理解のある区民が多く、現在1400世帯のうち加入率は実に約95%。先日の表彰にも繋がったこうした皆の高い意識と裏腹に「これからは『絆』が薄れていってしまうのではないかと心配しているんですよ」と胸のうちを明かす。「家族ぐるみでの各種取組みへの参加率減退」「会員の高齢化」などに加え、長引くコロナ禍で地域活動への関心そのものが低下してしまう事に危機感を抱いているのだとか。

 ○…より良い地域活動の礎を模索するうちに、いつしか”モーレツ”なリーダーシップの取り方は鳴りを潜め、時代の趨勢にあわせ調和重視のスタイルへと変貌していった。己の我を捨てて、新たな地位活性化への道を模索する日々が続く―。

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