全国の住宅地や商業地の公示地価を国土交通省が発表した。コロナによる先行き不透明感で上昇地域が県内で大幅に減る中、川崎市も上昇率は縮小傾向だった。高津区の住宅地は27地点が調査対象となったが、上昇は16地点、横ばいが5地点、下落が6地点。平均変動率は前年2・0%に対し、0・2%にとどまった。市内の価格順位では、「久本3丁目87番72」が50万5千円(変動率1・0%)で、市内で3番目に高かった。
商業地は5地点が調査対象となり、上昇が3地点、横ばいが2地点。平均変動率は前年6・6%に対し、0・8%だった。工業地は1地点が対象で横ばい、平均変動率は前年1・8%に対し、0・0%だった。市内の傾向について県政策局は「敷地規模が大きくても、地区計画等で分割できない土地が多い、または利便性に劣る地域では、地価の上昇圧力はこれまでも弱かったが、特に市中央部から北部で進行。横ばいや下落傾向で推移した」と分析している。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>