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高津警察署 訪日外国人被害を想定 新システム活用 合同訓練

社会

掲載号:2021年5月21日号

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PIIIを使って会話を翻訳する署員(右)と被害者役(中央)=写真上検挙される犯人役=写真右・高津署提供
PIIIを使って会話を翻訳する署員(右)と被害者役(中央)=写真上検挙される犯人役=写真右・高津署提供

 高津警察署(鈴木公人署長)は5月13日、訪日外国人が被害者となる事件を想定した合同緊急配備訓練を実施した。今年2月から運用を開始した翻訳機能などが付いた「高度警察情報通信基盤システム(PIII)」を搭載した携帯端末の活用訓練も同時に初めて実施。川崎市内8つの警察署と神奈川県警本部から250人が参加し、被害者救護から被疑者逮捕までの一連の流れを確認した。

 当日は高津署内に設置された仮想「溝口駅前交番」にナイフで刺された中国人男性が駆け込むという想定で始まった。交番勤務の警察官が「(犯人は)知っている人ですか」など状況や犯人の特徴を日本語で尋ねると、PIIIが音声で翻訳。中国人男性も自国語で(訓練上)暴力団風の男4人に絡まれ、友人2人が現場にいることを説明した。これらの情報は県警本部の通信指令課に伝えられ、被疑者が車で逃走したことから市内全域に緊急配備が敷かれた。被疑者は最終的に川崎港連絡所と麻生警察署で検挙され、訓練は終了した。

「犯人検挙に役立てたい」

 この端末は訪日外国人の増加をにらみ、道案内のほか、犯罪被害などの急場に対応するために県警本部から交番勤務の警察官に配布されたもの。高津署地域担当次長の加藤栄一警視は「言葉の壁を感じずに、外国人にも躊躇なく対応できる新しいシステム。事件事故に限らず気軽に使い、いざという時には犯人検挙に役立てたい」と話した。
 

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