末長小学校(雲林院泰夫校長)で6月9日、高津区内6校目となる地域の寺子屋が開講した。5、6年生の児童20人が参加し、地元プロチームの川崎ブレイブサンダースによるバスケットボール教室が行われた。
開講式で雲林院校長は「素敵な機会をもらった。1日楽しんで」とあいさつ。続く教室では、同チームのアカデミーコーチ2人が講師を担当し「仲間を盛り上げること、ハードワークすること、話を聞くこと。この3つを守ろう」と呼びかけた。基本姿勢やドリブル、シュート練習を行い、最後にはコーチ陣と児童のチームが対戦。子どもたちがゴールをもぎ取ると、会場は大きく沸いていた。
参加した早坂優吹(ゆぶき)さん(6年)は「試合では点も決められて楽しかった」と笑顔。同チームのU―12に所属する島田宗徳(かずのり)さん(6年)は「基礎を振り返る練習ができた。将来はブレイブサンダースの選手になりたい」と夢を語った。
地域の寺子屋は、学校施設や地域の人材を活用し、子どもたちに学習支援や体験学習を行う川崎市の事業。同校の寺子屋はNPO法人高津総合型スポーツクラブSELFが運営を担っている。
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