川崎市立末長小学校(雲林院泰夫校長)で6月29日と30日の2日間、株式会社富士通ゼネラルの社員による出張授業が行われた。
小学校と同社は真向かいという立地関係で、以前から地域貢献の一環として社会科見学や環境教育などで授業に協力してきたという。今回は6年生の家庭科の単元「夏をすずしくさわやかに」をテーマに、同社の本業であるエアコンの上手な使い方について、社員が説明した。
当日は若手社員を中心に10人が学校を訪問。教室の湿度や温度を踏まえた上で効果的にエアコンを使う方法や、コロナ下で必須となった効率的な換気の仕方までわかりやすく解説した。エアコンの構造を知るための実験として簡易エアコンの製作もグループごとに実施。実際に冷気が出ることが確認できると、児童からは歓声が上がった。
6年生の児童はこの日に学んだ内容で紙芝居を制作。7月15日には1年生から5年生まで全てのクラスを回り、下級生に学習内容を伝えた。同社CSR推進本部の今川広明課長は「喜んでもらえて良かった。来年以降も続けていけるよう、内容のブラッシュアップも考えたい」と話した。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>