地域で社会奉仕活動等を展開する「川崎西ロータリークラブ」(渡部清一会長)がこの程、溝口駅前にある広報掲示板をリニューアル。経年劣化により見えにくくなっていたアクリル板を交換するなど、適宜刷新されており、情報をより鮮明に得られるようになっている。
この掲示板は2005年、川崎西ロータリークラブの創立40周年を記念して高津区に寄贈したもの。溝口駅前のキラリデッキ上にあり、音楽イベント専用なのが特長。上部に「ミュージックインフォメーションTAKATSU」と表記されており、アクリル板で仕切られた内側に、高津区やその近隣で行われるコンサート情報などが掲出されている。区の関係者は「(市が標榜する)『音楽のまち・かわさき』の推進に寄与して頂いています」と、その存在価値の大きさを話している。
違い、一目瞭然
一方、設置から15年以上が経過し、掲示板の一部に劣化が見られるようになったため同クラブでは先頃、リニューアルに着手。経年劣化による曇りで情報が見えにくくなっていたアクリル板の交換など、約5万円をかけて刷新作業を完了させた。アクリル板の透明度が増し、掲出物がより鮮明に見えるようになり、これまでとの違いは一目瞭然といった様子。掲示板の前で情報を確認していた年配の男性は「以前は、かなり近くまで寄らないと文字が認識できなかったが、今はある程度遠くからでもイベントの開催日時などが読み取れるので有難いです」と、笑顔をみせていた。
区からは「感謝状」も
今回、寄贈品が16年ぶりに刷新されたことを受け、高津区は川崎西ロータリークラブに感謝状を贈呈。8月2日に区役所2階の区長室で行われたセレモニーには、渡部会長などが出席。鈴木哲朗区長から謝意を受け、晴れやかな表情をみせていた。渡部会長は「音楽専用の掲示板が、より見やすくなったことで、少しでも多くの方のお役に立てば」と期待を込めて語っていた。
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