空調機の開発や製造、販売を手がける富士通ゼネラル=末長=は8月19日、高校生のインターンシップを行った。
今回は多摩高校、住吉高校、向の岡工業高校の生徒9人が参加した。当日は社員による会社説明から始まり、同社が専門とするエアコンの仕組みに関する講義や、社内施設の見学が行われた。
実習では、社員の指導のもと新品のエアコンを分解し、組み立て直す体験を実施。生徒たちは3グループに分かれて協力しながら慎重に作業を進め、構造を学んでいた。また、エアコン事業の成り立ちに関する講義では世界初の開発例なども踏まえ、社員から「何事も『なぜ?』という意識でものごとを見ることが大事」とメッセージが送られた。
実習内容や新製品が生まれる過程に興味があり、参加したという向の岡工業高校の山本咲さん(1年)は「どんなに小さい部品にも一つひとつに意味があり、設置する人や利用者のことを考えて改良を重ねているのがすごい」とコメント。「将来はものづくりに進みたいので、勉強になった」と笑顔を見せた。
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