高津区出身、在住の高村優奈さん(21)=人物風土記で紹介=が、9月29日(水)に開催される2021ミス・ジャパン日本大会に出場する。
高村さんは8月の神奈川大会で6位に。本来優勝者1人が県代表となるが、日頃の地域貢献活動や審査員の講評を踏まえて事務局の推薦を受け、岐阜代表として日本大会に臨むことになった。
地域活動に取り組む25歳以下のコミュニティ「かわさき若者会議」に所属する高村さん。オンラインで行われたスピーチ審査では、自身が取り組む子ども食堂でのボランティアや、子どもの貧困問題について語った。「結果ではなく、自分がやってきた過程に目を向けてもらえたことはとても嬉しい」と話す。
地域を結ぶ役割を
縁のなかった岐阜県の代表になることに少し迷いもあった。「神奈川のことを発信してきたので、皆さんの目にどう映るかな」。しかし「岐阜を知ることで、地元川崎の良さや足りない部分が見えてくるかも」と思い至った。県外への往来が難しく「遮断されている今だからこそ、地域を結ぶ役割を担えたら」。世界遺産検定2級を所持し、白川郷の「結(ゆい)」の文化に学ぶことが多いと話す高村さん。「人と人との相互扶助を大事にする地域。そういったことを発信し、自分の活動にも落とし込んでいきたい」と前向きな思いを語る。
高村さんは21日から、1週間の合宿に臨む。「他の候補者と会えるので良い刺激をもらいたい。大会では気負わず、普段の自分を出せたら」と笑顔を見せた。
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