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税理士・FPの高橋さんが解説 お金のはなし その13「NISAについて」
Q. NISAについて教えてください。
前月まで取り上げていたiDeCoと比較して語られることも多い、人気の制度です。iDeCoが積立投資信託を活用した年金資産の形成であったのに対して、NISAはいわゆる株式投資に該当します。一般的な株式や投資信託に対する投資では、その売買により発生した譲渡益や受取配当に対して税金が課されます。NISAを活用することで、それらが非課税扱いとなります。
Q.税金がかからないというのは、すごく有利な制度ですね!
運用の結果、きちんと利益(儲け)が出せているのだとすれば、確かにとても有利な制度です。税負担は金融投資において本当に大きなコストです。そこが削減できれば、より大きな投資成果を目指すも良し、あるいは現金化して生活水準の引き上げも可能でしょう。ただし、運用益が出ていないのであれば、そもそも税金も発生しないので、非課税のメリットは関係ありません。加えて、NISA口座内で損失が出た場合、一般口座の利益と相殺できないなど、デメリットも。非課税扱いになる期間や投資金額にも限度があるので、それらの点にも留意する必要があります。
Q.NISAにはいくつか種類があるとききました。
通常のNISA以外にも、未成年者を対象とした「ジュニアNISA」や、より長期分散投資に特化した「つみたてNISA」があります。それぞれ、年間投資枠や非課税期間、投資できる金融商品に差異があるため対象者や投資手法に応じて選択する必要があります。
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4月19日