坂戸小学校合唱団が、11月6日(土)に行われる「第74回全日本合唱コンクール全国大会」に出場する。コロナ下での一時的な団員減少や練習時間制限などさまざまなハードルを乗り越え、一丸となって歌声に磨きをかける。
坂戸小合唱団は8月に行われた県大会で金賞を受賞。小学校部門は3回目の開催となる同大会に、県代表として初めて出場する。団長を務める武笠渉瑠(わたる)さん(6年)は「初めての全日本のステージ。楽しみも不安もあるが、一致団結して気を引き締めて臨みたい」と意気込みを語る。
同校に通う3年生から6年生が所属し、過去にはNHKの全国コンクールへの出場経験もある強豪の一つ。昨年から指導者が変わり新たなスタートを切るはずだったが、コロナ感染拡大により新入団員の受け入れが一時中止に。6年生の卒業後は、新5、6年生9人のみで活動していた時期もあった。
6月から3、4年生が入団し、現在は40人を超える大所帯に。初心者が一気に増える中、5、6年生で協力して後輩の指導にあたった。現メンバーでの練習は半年にも満たず、緊急事態宣言もありコロナ前より練習時間は半分以下となったが「歌いたい気持ちがすごくある子どもたち。集中力を切らさずに取り組み、やればやるほど輝きをみせてくれる」と顧問の森円佳教諭は話す。
コンクールでは自由曲「ずっといるよ そばにいるよ」などを披露する。副団長の月生田(つきうだ)悠佑さん(6年)は「たくさんしてきた努力が無駄にならない演奏をしたい。楽しんで歌って、いい結果につながれば。支えてくれた先生たちに恩返ししたい」と笑顔で語った。
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