コロナ禍の影響が徐々に減少の兆しを見せる中、10月29日に溝口で音楽コンサートが開かれた。主催したのは高津区在住のプロ歌手・古渡智江さん(前・川崎北ライオンズクラブ会長)。染拡大防止などの観点から約2年間、本格的な活動を休止していた古渡さんの、復活のステージは、いかに―?
「健在ぶり」変わらず
この日「てくのかわさき」のホールを会場に行われたのは自身、長きにわたり手掛けてきた催しの一つ「かるがも虹色コンサート」。古渡さんはトップクラスのソプラノ歌手として活躍。一方で声楽家としてクラシックに演歌、カンツォーネに童謡、あらゆるジャンルを歌い上げる「七色の歌声」で、地元を中心に多くの人を魅了してきた。
今回2年ぶりのステージにもファン約200人が来場しほぼ満席状態。会場内のマスク着用など引き続き感染予防の措置がとられる中、ステージに登壇した古渡さんは、コロナ前と変わらぬ歌声を昼夜2公演にわたって披露。またプログラムには広く知られている曲を多くチョイスし、マスク姿で共に歌えずもどかしげな人に「ぜひ心の中で私と一緒に歌ってくださいね」と優しく語りかける場面も。聴衆も久々の「七色の歌声」を堪能し成功裏に幕を閉じた。
改めて健在ぶりをアピールした古渡さんは「催しでコロナが広まったという話もなくホッとしています」と、まずは大過なく再起を果たせた事に笑顔をみせていた。
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