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税理士・FPの高橋さんが解説 お金のはなし その14「消費税について」
Q.消費税の話題が増えていますね。
消費税は負担者と納税者が異なる間接税です。皆さんが「消費者」としてお店などで負担した消費税を、各事業者が国などに納める仕組みです。
多くの取引(商品の売買やサービスの提供)に対して課されますが、取引の性質や政策的配慮により、税金が課されていないものもあります(給料の支払いや居住用物件の賃借料など)。
Q.事業者はどうやって納税額を計算しますか?
ものすごく簡単にまとめると、次のような式で計算されます。
「売上と一緒に預かった消費税―経費と一緒に支払った消費税=その事業者が納める消費税」
納税額は売上だけで決まるのではなく、経費側の把握も必要です。したがって、日々の売買をきちんと経理処理し、消費税の有無も含めてしっかり分類しておくことが必要不可欠です。
Q.なんだか難しそうですね…
先に紹介した基本以外にも、様々な特例があります。開業したばかりだったり、売上規模が小さい事業者は、納税義務が免除されることもあります。また納税義務があるとしても、小規模な事業者向けの簡易課税という制度も用意されています。
消費税は年々重要度が高まっています。独立開業を目指したり、副業を始めるような人は、消費税に関する基礎的な知識を学んでおかないと、大きなトラブルになる可能性があります。そして消費税は大改正が続いていますので、来月、簡単にご紹介します。
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4月12日
4月5日