子どもたちが自分自身で店を作り、商品を売る「こどもゆめ横丁」が、11月7日に夢パーク=下作延=で開催された。
「子どもが本気になれる機会を」との思いで、同所の日常の遊びを発展させる形で2006年に始まったイベント。今回は近隣の小学生70人ほどが出店者として参加し、会場には21店舗が軒を連ねた。運営には「YTK(横丁たのしくしよう会)」として、出店経験者を含む地元の中高生が参加。店の配置や感染症対策などを話し合い、方針を決めた。
今回、食べ物は扱わず、時間帯を分けてチケット制にし、来場者を分散させて実施。子どもたちが2週間かけて建てた「店」で、くじ引きや射的などのゲームや手作り雑貨の販売を行った。親子連れなど1200人ほどが参加し、イベントを楽しんだ。出店した児童(小4)は「店づくりが大変だったけど、お客さんに楽しんでもらえてよかった」、「みんなと協力できたことが楽しかった」と振り返った。
夢パークの友兼大輔所長=人物風土記で紹介=は「いろいろな制約がある中で、諦めるのではなくどうやったら開催できるのか、アイデアや考える姿勢など、子どもたちの持つ力を改めて認識した」と話していた。
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