飲酒運転など年末に目立つ事故の防止を目指し、交通安全キャンペーンが12月10日、武蔵溝ノ口駅前のキラリデッキで行われた。一日警察官として、「川崎たまがわ幼稚園」(末長)の園児2人も参加した。
キャンペーンは12月11日から12月20日の年末の交通事故防止運動期間に合わせて実施され、関係者約80人が参加。高津区交通安全対策協議会の瀧村治雄会長は区内の関係団体に感謝の言葉を述べるとともに、「年末は忙しく、無理な運転や『だろう運転』も増えてくる。また、『飲むなら運転しない』ということを常に守って」と呼び掛けた。高津警察署の鈴木公人署長は人身交通事故が昨年より減少しているが、高齢者が関わる事故が増加していることに言及。「声掛けすることで全体の事故防止の機運を高めたい」と話した。
今回は一日警察官として、川崎たまがわ幼稚園年長の前田律紀(りつき)君と山田彩乃さんが参加。高津警察署の鈴木署長から委嘱状を授与された後、関係者らと啓発活動に勤しんだ。可愛らしい警察官を前に、忙しそうに行き交う人々も足を止め、顔をほころばせていた。
11月には死亡者も
高津警察署によると、12月12日時点で人身交通事故は427件発生している(前年比19件減)。11月には国道246号で50代男性がトラックにはねられ、死亡する事故が発生。神奈川県は交通事故の死亡者数が全国ワースト1位という。
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