「令和6年」市制100年に向けて 新春市政報告 川崎の未来へ。動く、進める。 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
―昨年最も印象的だったことは?
大谷翔平選手の活躍です。彼ほど老若男女問わず夢を与えてくれた選手はいないのではないかと思います。私自身も高校球児でしたので、彼の偉業に日々勇気をもらっていました。リーグ2連覇を果たした川崎フロンターレの存在も大きいです。成功するまで挑戦し、市民と一緒に勝つ姿は、挑戦を体現するチームとして印象的です。夢がある人はもちろん、夢を持つことに臆病になっている人にも、挑戦することを諦めないでほしいと思います。
―自身はどのような年でしたか?
自民党川崎市議団団長を務めさせていただき、日々挑戦の毎日でした。ワクチン接種が本格的に始まるに当たり、予約システムの構築、医師の確保など、早期接種の取組みの充実に奔走しました。8月の急激な感染拡大の際には、経済の悪化により生活が厳しくなった方と対話する機会が増え、大変苦しい思いで声を聞かせていただきました。感染者数が落ち着いた今、改めて予防と治療について考えさせられました。
―予防と治療について詳しく聞かせてください
「Prevention is better than cure(プリベンション イズ ベター ザン キュア)」 つまり「予防は治療に勝る」という事です。今回コロナウイルスとの戦いで、ワクチン接種による予防が、感染拡大に歯止めをかけた事は明らかです。感染者数の減少を目の当たりにして、予防の大切さを体感できたのではないでしょうか。これを今後の実社会に活かすことが大切です。例えばHPVワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチンは接種により予防ができるにも関わらず、接種率が極めて低いです。
最近不調を感じる人が多い、目に関しても定期的な健診が緑内障などの早期発見に繋がります。これらは議会でも取り上げていますが、市民の皆様の意識が予防に向けられるように、引き続き正しい情報の周知を提言して参ります。
―今年意識することは?
緊急事態が明けて、繋がりたいという気持ちが強くなった人が多いと思います。繋がりについて考えさせられる中、コロナ禍で手に入れたデジタル化やオンライン化については、引き続き利便性を高める工夫が必要です。本当の意味でのウィズコロナに向けて、これまでの経験から必要なものを選択する時代となるでしょう。慎重に見極めていきたいと考えます。
―再生可能エネルギーについて聞かせください
昨年度より環境委員会に所属し、脱炭素社会について議論してきました。橘処理センター稼働に伴い、2030年度までにすべての市公共施設への再生可能エネルギー100%電力調達の取組みが始まりました。
橘処理センターで生成されたエネルギーが、市内160を超す施設(区役所、学校など)を照らすことに大きな挑戦と夢を感じます。エネルギーも地産地消で、環境に優しいリサイクル都市を目指します。
―最後に一言
私は川崎が好きです。令和6年には市政100周年を迎えるこの街を、さらに100年後の未来を見つめて、川崎にある世界を引き付けるコンテンツ(ドラえもん、スポーツ、音楽など)に力を入れて、子ども達と共に、皆さんの「声」を大切に、未来を創っていければと考えます。
■企画・制作/青木のりお事務所
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3月29日