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税理士・FPの高橋さんが解説 お金のはなし その16「保険について【1】」
Q.最近、保険の見直しについて気になっています。
保険は「自分の状態を認識し、必要な保障を検討する」姿勢が必須です。コロナ禍の影響で、万が一の事態に備えて保険に入っておこう、と考える方も増えています。近年、保険の種類も本当に増えたため「どんな保険に入れば良いのか」「どういう入り方が良いのか」という点について、検討をすることが難しくなってきています。
Q.検討するに当たり、定番となる考え方はあるのですか?
まず「いきなり保険に入る」のではなく、現状について全体像を把握することが大切です。「収入はどうやって得ているのか」「生活費はどれくらい必要なのか」「大きなイベント(教育や住宅に関するものなど)はいつごろありそうか」など現在と未来、両面から生活を振り返り、必要な保障の大きさを知る必要があります。
いま入っている保険の棚卸しも必須です。保険については「保障が不足している人」と「保険に入りすぎて家計が圧迫されている人」という感じで、両極端になっていることが珍しくありません。不足している人は万が一の事態に対処できませんし、保険過剰な人は「死後にお金持ちになる」という方もいます。
人に関する保険では、昔は死亡リスクへの対処が最優先されていました。近年は生存リスク(病気や怪我)を重視する方も増えています。具体的な保険の選び方は、また次月以降にお話していきます。
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3月29日