高津警察署(鈴木公人署長)で1月20日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、コンビニ店員・太田大登(ひろと)さん(18)と五十嵐久美子さん(59)に感謝状が贈呈された。
太田さんはセブンイレブン川崎蟹ヶ谷店に勤務。昨年12月26日、被害者が「電子マネーカードを探している」と来店し、話を聞くとパソコンがウイルスに感染し3万円分必要ということがわかり、不審に感じたという。昨夏、他店で40万円分のカードを購入した被害があったことを思い出し、店長に相談し、警察に通報した。太田さんは「声をかけるとき『怒られるかな』と思ったけど、詐欺を防げてよかった」と振り返った。
五十嵐さんはセブンイレブン川崎久末団地店に勤務しており、1月3日、電子マネーカードが欲しいという被害者が来店した。事情を聞くと、「5万円分をインターネットで頼まれた」ということが判明。詐欺を疑い、オーナーに連絡して通報してもらったという。五十嵐さんは「この地域は高齢者が多く、度々詐欺が発生する。これからも誠実に、実直に対応する」と話した。
鈴木署長は「これからも気を付けて声掛けをしていただきたい。詐欺被害を防げるよう、皆さんと協力しながら被害をなくしていければ」とコメントした。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>